概要
10 月 25 日の記事の続報です。GMO インターネットは 2026 年 10 月 27 日の第 10 報〜第 12 報と 10 月 28 日の適時開示で、「お名前.com デスクトップクラウド」の顧客に関係すると思われる情報が、攻撃者とみられる者によって公開されたことを確認したと公表しました(公開された件数は記載されていません)。同社は、公開が確認された顧客に、既に表明した一律 5,000 円の見舞金とは別に、情報の区分ごとに 1 万〜2.5 万円(合算して 1 公開あたり上限 300 万円)の「GMO 特別お見舞金」を支払うとしています。親会社の GMO インターネットグループは、関与者の特定・検挙につながる情報に総額 100 万米ドル(参考換算約 1 億 5,000 万円)を上限とする懸賞金を設け、10 月 28 日正午から専用窓口で受け付けます。
攻撃者の要求には応じない方針を改めて示し、警察などの関係機関と連携して対応するとしています。預かった顧客の端末は解析中で、10 月 27 日 13 時 55 分時点ではランサムウェアは確認されていません。グループの他のサービスへの影響は現時点で確認されておらず、業績への影響額は算定できていないとしています。同社は、公開された情報と称するものにアクセスしたり、転載・共有したりしないよう求めています。
日本企業への影響と対応のポイント
- 本サービスを利用していた企業は、公開された情報に自社の情報が含まれているかについての同社からの個別連絡を確認し、該当する場合は取引口座の認証情報の変更と、従業員・顧客への注意喚起を検討することを推奨します
- 窃取した情報を順次公開して金銭を要求する手口では、公開された情報への接触自体がマルウェア感染や拡散への加担につながりえます。社内で、公開情報と称するサイトを閲覧・共有しないよう周知しておくとよいでしょう
出典
- 当社が提供するサービスにおける不正アクセスへの対応方針に関するお知らせ(2026-10-28・GMOインターネット株式会社)
- 【重要】「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスに関する現在の対応について(第12報)(2026-10-27・GMOインターネット株式会社)