概要
10 月 23 日の記事の続報です。GMO インターネットは 10 月 24 日の第 4 報で、FX 取引などに使われる VPS「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスにより、顧客の情報が外部に持ち出された事実を確認したと公表しました(持ち出された情報の種類・件数は記載されていません)。金銭的被害の有無を問わず現在の利用者全員に一律 5,000 円の見舞金を支払い、同社が不正アクセスに起因すると認めた取引で生じた損失(差損・手数料等)を補償する方針で、申請方法は 11 月 6 日までに案内するとしています。攻撃者とみられる者から、国内外の 70 を超える証券会社・FX 会社等の口座への不正操作の継続や情報公開を示唆する金銭要求を受けたものの応じない方針で、警察に刑事事件としての捜査を要請し、能動的サイバー防御の措置を含めて政府関係機関に緊急要請したと説明しています。現行の基盤では再開せず、希望者には独立したクラウド基盤の代替サービス(移行後 6 か月無償)への移行を案内するとしています。侵入経路は引き続き調査中です。
日本企業への影響と対応のポイント
- 本サービスで取引ツールや業務システムを動かしていた企業・個人は、保存していた認証情報を本サービス以外の端末から変更し、各事業者の案内に従って接続中のセッションを切断することを推奨します。
- 証券・FX 会社など、顧客が VPS 上の取引ツールから接続するサービスを提供する事業者は、不審なログインや短時間の大量注文の監視と、顧客への二段階認証の案内を点検するとよいでしょう。
出典
- 【重要】お名前.com デスクトップクラウドサービスに対するサイバー攻撃について(第4報)(2026-10-24・GMOインターネット株式会社)
- 当社における不正アクセスに伴うお客様へのお見舞金のお支払いおよび不正取引による損失の補償に関するお知らせ(2026-10-24・GMOインターネット株式会社)
- 【重要】「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスに関するお詫びとお知らせ(第3報)(2026-10-23・GMOインターネット株式会社)