概要
Web サイト制作サービス「Studio」は 2026 年 10 月 16 日に第一報を出し、20 日まで更新を重ねて、第三者が一部機能の脆弱性を突いてクラウド環境のデータを外部から取得できる状態にしていたと公表しました。確認できている不正アクセスの期間は 9 月 30 日〜10 月 1 日で、10 月 13 日に社内調査で判明し、13〜14 日に脆弱性を修正しています。対象は全登録顧客で、アカウント情報(パスワードはハッシュ化)、デザインや CMS の内容、Web サイトのフォームに送信された内容、外部サービスの API キー・トークン、Webhook URL などが含まれ、暗号化されたデータも復号の鍵が読み取られたため読める状態だった可能性があるとしています。第三者による実際の取得は確認されていないものの取得されたものとして対応しており、件数と原因は外部の専門家と調査中です。
日本企業への影響と対応のポイント
- Studio で自社や自治体の Web サイトを作っている組織は、同社の案内に沿って API キー・トークン、Webhook URL、Google スプレッドシート連携、パスワード保護ページのパスワードを更新し、連携先サービスで 9 月 30 日以降の不審な操作がないかを確認することを推奨します
- フォームで個人情報を集めていた組織は、個人情報保護委員会への報告(同社との連名か個別かを選べると 10 月 20 日に案内)と、フォームの利用者への通知の要否を自社で判断することになります。SaaS に預けている認証情報の棚卸しもあわせて行うとよいでしょう
出典
- Studioにおける不正アクセスに関するご案内(2026-10-20 更新・Studio)
- 【重要】フォーム機能をご利用のお客様へ:個人情報保護委員会へのご報告についてのご案内(2026-10-20 更新・Studio)