概要
アララのメール配信サービスへの不正アクセス(11 月 3 日・11 月 4 日の記事)で、11 月 4 日に利用企業の公表が続きました。モスフードサービスは、メール配信に使う「repica」(提供元はアララ)に登録された「モス WEB 会員」のメールアドレス・年齢・性別・都道府県など 7,517,087 件が流出したと公表し、決済関連の情報は含まれないとしています。同社は 11 月 4 日にアララから報告を受けたと説明しています。
ワークマンは「ワークマンオンラインストアメールマガジン」の利用者の最大約 145 万件のメールアドレスが流出したと公表しました。10 月 29 日にはアララから自社の会員は含まれないと連絡を受けていたものの、11 月 2 日に流出があったとの報告を受けたとしており、メールマガジンの配信は 10 月 28 日から止めています。ダスキンは会員サイト「DDuet」のメールアドレス 657,886 件の流出を公表し、アララからは約 380 社・約 7,700 万件の顧客情報の流出を確認したと報告を受けたと説明しています。ワークマンとダスキンは流出した情報はメールアドレスのみとしており、3 社とも便乗したフィッシングメールへの注意を呼びかけています。
日本企業への影響と対応のポイント
- メール配信をアララのサービスに委託している企業は、委託先からの報告が後から覆る例もあるため、書面での確認を求め、自社の登録データの範囲(年齢・性別・地域など)を照合することを推奨します
- 配信委託先に渡す会員属性を配信に必要な範囲に絞れているか、委託先の監視体制を第三者の評価で検証できるかを、委託契約の見直しの論点として検討するとよいでしょう
出典
- 委託先メール配信サービスへの不正アクセスによるお客様情報の流出に関するお詫びとお知らせ(2026-11-04・モスフードサービス)
- アララ社の不正アクセスによるワークマンオンラインストアメールマガジン会員様メールアドレスの流出に関するお詫びとお願い(2026-11-04・ワークマン)
- メール配信サービス提供事業者への不正アクセスによるお客様メールアドレス漏洩に関するお知らせとお詫び(2026-11-04・ダスキン)